Time Traveler
今日の私の仕事はこれで終わりだったけど、ツアーが近いからトレーニングをしておきたいと思っていた。
すみれ「んー、今日は遠慮しとく」
大輝「そっか。じゃあ3人で行くか!」
亮平「俺トイレ行ってから行くわ。先行ってて」
零「わかった」
亮平がトイレに向かったのを見届けて、他のメンバーにならって私も控室を出る。
いつものようにスマホをチェックしようとして、亮平からメッセージが来ていることに気づいた。
“ 話したいことがある ”
そのメッセージはついさっき送信されたものだった。
話したいことって、なんだろう。
その内容を予想するより先に、背後から声が聞こえてきた。
亮平「よかった…まだいた」
すみれ「亮平。どうしたの?」
振り返って亮平を見たとき。