極上弁護士の耽溺プロポーズ
その瞳に導かれるように、わたしは自分の中に湧
き上がっている、純粋な気持ちを告白する。
「……わたし……柊一くんが好きみたい……」
柊一くんは虚をつかれたような顔をした。
頬に触れている柊一くんの指先が、微かにピクンと引き攣った。
わたしがその手に触れると、柊一くんは強く握り返してくる。
手じゃなくて、心臓を握られたのかと思うくらい、胸が締めつけられた。
「わたし……やっぱりまだ何も思い出せないけど……それでも柊一くんが好きって思うんだ……。ほかの人には触らないでほしっ……」
言葉を絞り出す。
人生でこんなことを言ったのは初めてだった。
今夜、誰にも触れてないよね?
それなら、わたしは……。
わたしは、柊一くんに抱かれたいと思うんだ……。
「……自分で何を言っているか、ちゃんとわかってるのか?」
返事をする代わりに、コクンと頷いた。
き上がっている、純粋な気持ちを告白する。
「……わたし……柊一くんが好きみたい……」
柊一くんは虚をつかれたような顔をした。
頬に触れている柊一くんの指先が、微かにピクンと引き攣った。
わたしがその手に触れると、柊一くんは強く握り返してくる。
手じゃなくて、心臓を握られたのかと思うくらい、胸が締めつけられた。
「わたし……やっぱりまだ何も思い出せないけど……それでも柊一くんが好きって思うんだ……。ほかの人には触らないでほしっ……」
言葉を絞り出す。
人生でこんなことを言ったのは初めてだった。
今夜、誰にも触れてないよね?
それなら、わたしは……。
わたしは、柊一くんに抱かれたいと思うんだ……。
「……自分で何を言っているか、ちゃんとわかってるのか?」
返事をする代わりに、コクンと頷いた。