サクラサク



また目が覚めた。

もう外は完全に夜だろう。

隣を見ると和也が寝ていた。


結局わたしはおかゆを食べてすぐ寝たが、この男は片付けをしてから約束通り添い寝してくれていたらしい。



シャワーを浴びようと起き上がった。

が、すぐにまたベッドの上に寝かされた。
隣の男の仕業だ。


「シャワー浴びたい」

「ダメだ、寝ろ」


「ケチクソ男が」

「早く寝ろ」



真顔で言われ、大人しく寝た。



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