サクラサク




お昼くらい、チャイムが鳴った。

インターホンを見ると彼の友達だった。

そして、わたしの同期でもある。


「風邪、引いたんだってな」

「.....」

「また、待ってたのか?」

「.....」

「.........とりあえず鍵開けろ。
飯また食ってないだろ」

「.....」

「開けないなら強行突破するぞ」


バレた。

強行突破はされたくないので大人しく開けることにした。


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