サクラサク
わたしと家の散乱状態を見たコイツはあからさまに呆れた顔をしてため息を吐く。
「また何も食べてないのか」
「.....」
「まただんまりか。
昨日は休んで何してたんだ?」
「.....」
「一日中ずっとあそこで待っていたのか、
..........健のことを」
「...寝る」
そうかい、そう言ってこの男は部屋の片付けを始めた。
わたしはそれを尻目に見ながらベットに入って目を瞑った。
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