Love+War
そもそも、親と比較されることすら嫌だ
とにかくこの男は嫌い。香水臭いので寄らないで欲しい
そもそも、先輩女優を呼び捨てする男がどんなに顔が良くてもいいとは思わないし
気を取り直して
ミカちゃんの髪を丁寧に巻いていくと周りが騒がしくなる
「何かな?」
『ええ。騒がしいですね』
「ちょっと見ていい?」
『ダメです…あ』
ミカちゃんは髪を巻いているのに椅子から降りて走っていってしまった
今、質問したのは何だったんですかね…。
アイロンを片付けているとミカちゃんは戻ってきた
『整髪剤付けるのでじっと…』
「海彩さんイケメンですよ!見てください格好良いです!」
『結構です。じっとしてて…』
「海彩!」
さっきまで蒼真くんイケメンとか言ってたじゃないですか
なのに他の男を既にイケメンと呼んでいる
一体ミカちゃんにはいくつものイケメンが存在するのか
そう考えて整髪剤をかけてると礼王様の声が聞こえたが気のせいだと思う
私、会いたすぎか
しかし、礼王様は残念ながら今はご令嬢とデート中だ
ここにいたら彼の品性を疑う
だが、今顔を上げて目の前にいる人は紛れもなく礼王様だ
「海彩!」
『な、何で…』
「海彩に会いに来た!」
だから何で!?
とにかくこの男は嫌い。香水臭いので寄らないで欲しい
そもそも、先輩女優を呼び捨てする男がどんなに顔が良くてもいいとは思わないし
気を取り直して
ミカちゃんの髪を丁寧に巻いていくと周りが騒がしくなる
「何かな?」
『ええ。騒がしいですね』
「ちょっと見ていい?」
『ダメです…あ』
ミカちゃんは髪を巻いているのに椅子から降りて走っていってしまった
今、質問したのは何だったんですかね…。
アイロンを片付けているとミカちゃんは戻ってきた
『整髪剤付けるのでじっと…』
「海彩さんイケメンですよ!見てください格好良いです!」
『結構です。じっとしてて…』
「海彩!」
さっきまで蒼真くんイケメンとか言ってたじゃないですか
なのに他の男を既にイケメンと呼んでいる
一体ミカちゃんにはいくつものイケメンが存在するのか
そう考えて整髪剤をかけてると礼王様の声が聞こえたが気のせいだと思う
私、会いたすぎか
しかし、礼王様は残念ながら今はご令嬢とデート中だ
ここにいたら彼の品性を疑う
だが、今顔を上げて目の前にいる人は紛れもなく礼王様だ
「海彩!」
『な、何で…』
「海彩に会いに来た!」
だから何で!?