Love+War
お風呂掃除を終えたので海彩と二人でお風呂に入る事になったけど
礼王様は終始砂炎を睨んでた



礼王様に毎回睨まれすぎて慣れてきたわ
慣れって怖い

それにしても、男の人ってどうして女同士で何かあると思うのかしら。無いわよ、何も




海彩は湯船の中でそわそわしている
海彩がこんなにそわそわしているのは珍しい

「なんだか、礼王様がお風呂の順番を譲ってくれたから緊張しますね
バラの入浴剤でも入れましょうか?」

『は?何で?
ねぇ、まさか礼王様の背中流したりしないわよね?』

「そ、そんなの…!」



海彩はみるみる顔が紅くなる
…ないらしかった


この子、意外とムッツリかも。






< 49 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop