Love+War
お風呂から上がるとおばさまは夕御飯を豪華にしてくれた



すると当然のように礼王様は海彩に向かって口を開ける

まさかまさか!


「海彩、あーんして」

「っもう!今日だけですからね…。どうぞ」


ちょ!?
カップルがよくやるやつじゃないの!
これでよくもまぁ、付き合ってないなんて言えるわよね!


海彩は礼王様に食べさせてあげている

仕方ないとか言いつつ海彩は満足げだ



海彩があんまりにも鈍感すぎてどこぞの狼に食べられないか心配だわ








夕御飯を食べ終わると礼王様はお風呂に行った


その間海彩は寝室の準備をしていた





『ねー、礼王様にはとっても優しいのに何で砂炎にはこんなに優しくしてくれないの?』

「申し訳ないです。あなたのような性根の曲がった人を優しくできるほど余裕がなくて」

『性根なら礼王様だって曲がってるわ』

「!?何言ってるんですか!?
礼王様はいつでもピュアです!現に今でも赤子はコウノトリが運んでくると信じてるんですから!」






はぁぁあ!?礼王様が?そんな訳がないでしょ!

礼王様なら夜中に海彩を騙して襲うくらいの勢いじゃない!絶対にそうよ!
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