Love+War
その後、何事も無かったかのように海彩は眠りについた


なんなのよ!こんなんじゃ眠れないじゃない!!



そのすぐ後だった
礼王先輩が起きたから慌てて階段裏に隠れた


礼王先輩は洗面台に向かって髪の毛を濡らし始めた


えぇー!?何してるのよ?海彩が整えてくれたのに




その後、何事もなかったように眠りについた







とぼとぼと布団に入っても心臓がドキドキして眠れなかった






数時間後…

「風島、寝不足ですか?」

『そうよ!誰のせいだと思ってるの!?』

「?」


キッチンで海彩の手伝いをしていると海彩は砂炎の顔を覗き込む


キッシュが焼けたので皿に盛り付けていく



すると礼王先輩がリビングに戻ってきた

寝癖が跳ね上がってる
そりゃそーでしょうよ!あんだけ髪を濡らして寝たらねぇ!!



「礼王様、寝癖が
キッシュを食べててください。髪の毛をセットします」

えぇー!?そのための寝癖!



「海彩、美味しい。毎日ここに泊まりたい
海彩のご飯食べて一緒に寝て…」


そうよね…。
海彩はこんなに両思いなんだからキングに戻…



「礼王様、お戯れを。
礼王様にはキングを率いるとの役目がございます」

海彩は顔色を変えずに言う
じゃあ何で朝キスしてたのよ!?





『そうですよ。先輩
海彩が居ないとジョーカーは成り立ちませんからね!』



こうなったらこの二人の行く末を見守ってあげようじゃないの!









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