Love+War
チョコレート砲を避けいているといきなりヘリコプターがぐらついた



『どうかしましたか!?』

「いきなり、ヘリコプターが言うことを聞かなくなって…!」

やばい。墜落する!


3人分のパラシュートを持って渡す



パイロットが降りるのを見送り私も礼王様を抱えて降りた


無事に着陸するとそこはチーズの沼だった
熱くはないから火傷の心配はない、が礼王様がチーズまみれに!!


『礼王様!』

「海彩、チーズは嫌いじゃないけど沼にハマったのは初めての経験だね」




…恐らく、チーズの沼にハマる事は庶民にはあり得ない事では!?

礼王様の天然発言に構っている暇はない


礼王様を抱き抱えて上に上がろうとすれば流石は沼。
動けば動くほど足を取られていく




「見つけましたわ!
気になるカレを捕まえるチーズフォンデュ大作戦成功ですわ!
今日こそ告白してみせる!礼王様お覚悟!」


網を持ってかけてくるのは乳業で老舗の大会社を経営している森下乳業の森下胡桃だ。


しかし、彼女は計算が苦手らしい
網を沼に入れれば抜けなくなり力を入れて踏ん張れば彼女まで沼にハマってしまった




「わぁああ!
なかなかやりますわね!霧島海彩!」

『…今回は私は何も』

そもそも、これは自爆では?



さっさと抜け出してタオルでチーズを拭くが取れない



「…海彩、先生に言ってシャワー室、一緒に借りよう」

『シャワー室!その手がありましたね!流石は礼王様!頭の機転が他の人とは違います!』





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