私だけの王子様、見つけちゃいました!


次の日も、そのまた次の日も同じ時間に4番線で電車を待つ彼に話しかけ続けた。




彼と話せるのは電車が来るまでのほんの5分程度。



毎朝現れる私を見てため息をつく彼。


けれど、聞いたことには少しずつだが答えてくれるようになり、名前と学年を知ることが出来たんだ。





.......毎日告白しては興味無いと言われて振られているんだけどね.......。


< 20 / 63 >

この作品をシェア

pagetop