私だけの王子様、見つけちゃいました!
ーまもなく、4番線に電車が参りますー
音声が流れ、少しすると電車が到着した。
「あーぁ、もう時間か…」
1日5分だけの小鳥遊くんとの時間。
話せるようになってからは前よりも電車が到着するのが早いと感じていた。
「大袈裟。」
「好きな人と毎日5分しか会えないって寂しいよ?」
「…、そういえば、今日WAVEのCD
取りに行くけど、行く?」
え、?私の願望のせいで幻聴でも聞こえたかな.......?
「嫌なら、いいけど」
「待って!!!
絶対、行く!雨が降っても槍が降っても!」
「声デカ。笑
.......じゃ、16:00にこのホームで。」
「は、はい!!!!」
小鳥遊くんは少しだけ微笑むとちょうど来た電車に乗っていった。
すごい、、すごすぎる!!!!
「わーーーーいっ!!!!」
…あ、また叫んじゃったよ…笑
けど、そんなのはどうでもいい!
すぐに梨花に報告だっ!!!!