強引な政略結婚が甘い理由~御曹司は年下妻が愛おしすぎて手放せない~
「天気もいいことだし、これからどこか行くか」
食後の紅茶をちびちびと飲んでいると、向かいの席で朝刊を読んでいた真夜がふと顔を上げる。
「俺も明も今日は久しぶりに一緒に休みだろ。だから車で少し遠出でもしてみようと思ったんだけど」
そういえば、真夜がドイツ出張から戻ったあとに水族館へ行った日から、しばらく一緒に出掛けていない。
「行きたい!」
真夜とお出掛けができる。
そう思ったら胸が弾んで、思わずイスから立ち上がってしまった。そんな私を見つめる真夜が柔らかな微笑を浮かべる。
「どこ行きたい。どこでも連れてくよ」
「どこがいいかなぁ」
天気がいいから室内よりも屋外がいいかもしれない。
でも、今朝は起きるのが遅かったし、そのあとゆっくりとお風呂にも入っていたから、時刻はすでに十時を過ぎている。
今から出掛けるとなると、どこがいいんだろう。
食後の紅茶をちびちびと飲んでいると、向かいの席で朝刊を読んでいた真夜がふと顔を上げる。
「俺も明も今日は久しぶりに一緒に休みだろ。だから車で少し遠出でもしてみようと思ったんだけど」
そういえば、真夜がドイツ出張から戻ったあとに水族館へ行った日から、しばらく一緒に出掛けていない。
「行きたい!」
真夜とお出掛けができる。
そう思ったら胸が弾んで、思わずイスから立ち上がってしまった。そんな私を見つめる真夜が柔らかな微笑を浮かべる。
「どこ行きたい。どこでも連れてくよ」
「どこがいいかなぁ」
天気がいいから室内よりも屋外がいいかもしれない。
でも、今朝は起きるのが遅かったし、そのあとゆっくりとお風呂にも入っていたから、時刻はすでに十時を過ぎている。
今から出掛けるとなると、どこがいいんだろう。