会長候補はSweets☆王子!?
「あ、あんたらカレカノの仲だったの……そう」
あたしや涼香ちゃんが、呆れるくらいに間の抜けた口調で、呟く池永君。
「そうだ。だから、これ以上真希ちゃんには手を出させない」
「分かった」
え? 何? こんなにあっさりと引き下がるの?
「……チーマキちゃんとあんたがデートする時間や、校内でイチャイチャして過ごす時間は、しっかりと立候補者としてキープしといてやるから、生徒会長選挙の時期だけでも、おたくの彼女さん貸してくんない?」
「……」
「……は?」あたしは、本気で池永候補予定者の頭をかち割って、中に何が詰まっているのかを確認してあげたくなります。
(この人、いや、コイツ、どうしてこんな図々しいこと言えるの!?)
あたしや涼香ちゃんが、呆れるくらいに間の抜けた口調で、呟く池永君。
「そうだ。だから、これ以上真希ちゃんには手を出させない」
「分かった」
え? 何? こんなにあっさりと引き下がるの?
「……チーマキちゃんとあんたがデートする時間や、校内でイチャイチャして過ごす時間は、しっかりと立候補者としてキープしといてやるから、生徒会長選挙の時期だけでも、おたくの彼女さん貸してくんない?」
「……」
「……は?」あたしは、本気で池永候補予定者の頭をかち割って、中に何が詰まっているのかを確認してあげたくなります。
(この人、いや、コイツ、どうしてこんな図々しいこと言えるの!?)