会長候補はSweets☆王子!?
「おい! 池永、お前何言ってるのか分かってるのか?
僕は、未だかつてアンタのように、空気と状況が読めないヤツを見たことがあっただろうか?
いや、ない!」
林君もすっかりおかんむりで、反語表現を使った抗議を行います。
「ややや、ケッタイな。
なあ、いいじゃん。ええと……林君だっけ?
持つ者が、持たざる者に、自分のものをレンタルしてあげる『貸し借りスピリッツ』ってゆーの? そういうの持とうよー」
なんですって!? あたしを、あたしのことを『もの』扱いするなんて、こちとらも黙ってはいられません!!
「池永君! 失礼にも程があります!!
あたしは、何も好き好んであなたみたいな、あなたみたいな常識のカケラもないような、俺様強引男子の生徒会長推薦人になろうと思ってる訳じゃありませんから! こっちは引く手あまたなんですから」
立て板に水のごとく、一気呵成にぷんぷん猛反発するあたしに冷酷な一言
「うさぎさんのホワイト」
「キャーッ!!//////」
「真希ちゃん、まさかこの男に、何か弱みを握られて、それで脅されてるとかじゃないよね?」
「は、はいっ! その通りです!!……いえ、何でもないです!!」
「何があったか、僕にも教えてもらえる?」
僕は、未だかつてアンタのように、空気と状況が読めないヤツを見たことがあっただろうか?
いや、ない!」
林君もすっかりおかんむりで、反語表現を使った抗議を行います。
「ややや、ケッタイな。
なあ、いいじゃん。ええと……林君だっけ?
持つ者が、持たざる者に、自分のものをレンタルしてあげる『貸し借りスピリッツ』ってゆーの? そういうの持とうよー」
なんですって!? あたしを、あたしのことを『もの』扱いするなんて、こちとらも黙ってはいられません!!
「池永君! 失礼にも程があります!!
あたしは、何も好き好んであなたみたいな、あなたみたいな常識のカケラもないような、俺様強引男子の生徒会長推薦人になろうと思ってる訳じゃありませんから! こっちは引く手あまたなんですから」
立て板に水のごとく、一気呵成にぷんぷん猛反発するあたしに冷酷な一言
「うさぎさんのホワイト」
「キャーッ!!//////」
「真希ちゃん、まさかこの男に、何か弱みを握られて、それで脅されてるとかじゃないよね?」
「は、はいっ! その通りです!!……いえ、何でもないです!!」
「何があったか、僕にも教えてもらえる?」