会長候補はSweets☆王子!?
「ま、電車内で胸部を触られるなどの被害は報告されていないが、写真を盗撮されたんで、容疑者確保アーンド加害者に対し、殴る蹴るなどの報復をしようとした際、ちょいとチーマキちゃんとの間に行き違いが生じて……」
と言って、池永君は画面に大きな弾痕みたいなヒビが入ったスマホを出して
「ほれ」と林君にも見えるように差し出しました。
「これ、高かったんだぞー?
せっかくお金貯めて、昼のランチも我慢して、女の子たちのお弁当おすそ分けセットで乗り切って購入したばっかりなのに、ヒドくねー?」
わざとらしい恨めしい目つきで、あたしをジトーっと見てきます。
(キーッ!! あたしにもうちょっと身長あったら、思い切り踏んづけちゃいたい!!)
「緊急避難だ。それに、突発的な事故で、真希ちゃんはむしろ被害者だ。
どうしても気分がおさまらないんなら、僕が弁償するよ。
だから、これ以上真希ちゃんにまとわりつかないでくれ」
「……林君! 駄目です。林君には関係のないことなんだから、あ、あたしが弁償しますから、だからお願いです」
「真希ちゃんのことなら、僕に関係なくなんかないって、こないだも言ったろ?」
ウインクして、あたしの頭を優しく撫でる林君。
(キュン///)
と言って、池永君は画面に大きな弾痕みたいなヒビが入ったスマホを出して
「ほれ」と林君にも見えるように差し出しました。
「これ、高かったんだぞー?
せっかくお金貯めて、昼のランチも我慢して、女の子たちのお弁当おすそ分けセットで乗り切って購入したばっかりなのに、ヒドくねー?」
わざとらしい恨めしい目つきで、あたしをジトーっと見てきます。
(キーッ!! あたしにもうちょっと身長あったら、思い切り踏んづけちゃいたい!!)
「緊急避難だ。それに、突発的な事故で、真希ちゃんはむしろ被害者だ。
どうしても気分がおさまらないんなら、僕が弁償するよ。
だから、これ以上真希ちゃんにまとわりつかないでくれ」
「……林君! 駄目です。林君には関係のないことなんだから、あ、あたしが弁償しますから、だからお願いです」
「真希ちゃんのことなら、僕に関係なくなんかないって、こないだも言ったろ?」
ウインクして、あたしの頭を優しく撫でる林君。
(キュン///)