会長候補はSweets☆王子!?
「あっ! また、来た」
涼香ちゃんの声で、あたしは廊下に突っ立ている、池永候補予定者の姿をみとめ、慌ててネックレスを胸元に入れました。
(ひゃっ!?)
あまりにも急ぎすぎて、キャミソールの下、スポーツブラの隙間に落ちてしまいます。
「おはよー!」
「おいおい、池永候補予定者。もうじき昼休みだぞよ?
また、遅刻かいや?」と涼香ちゃん。
「およよ? 確かにそうじゃな。
じゃあ、これからはこの時間帯は『おハロー』としてまとめることを全国にオススメしようではないか!!」
「何バカなこと言ってるんですか?
人として一番大切な『あいさつ』を勝手に改悪して、悪ふざけしないで下さいっ!!」
『キャーッ!! おハロー! 池永くーん!!』という、女子たちの黄色い歓声に向かってチャラ男が手を振っている間に、あたしはネックレスを制服のシャツの方に素早く戻します。ササッ。
涼香ちゃんの声で、あたしは廊下に突っ立ている、池永候補予定者の姿をみとめ、慌ててネックレスを胸元に入れました。
(ひゃっ!?)
あまりにも急ぎすぎて、キャミソールの下、スポーツブラの隙間に落ちてしまいます。
「おはよー!」
「おいおい、池永候補予定者。もうじき昼休みだぞよ?
また、遅刻かいや?」と涼香ちゃん。
「およよ? 確かにそうじゃな。
じゃあ、これからはこの時間帯は『おハロー』としてまとめることを全国にオススメしようではないか!!」
「何バカなこと言ってるんですか?
人として一番大切な『あいさつ』を勝手に改悪して、悪ふざけしないで下さいっ!!」
『キャーッ!! おハロー! 池永くーん!!』という、女子たちの黄色い歓声に向かってチャラ男が手を振っている間に、あたしはネックレスを制服のシャツの方に素早く戻します。ササッ。