会長候補はSweets☆王子!?
「……士堂君、今『どうしてこんな場所で会合開いてるんだろ?』って、そう考えてたんでしょ」
「うん」すぐさま俺は頷いた。
「これが、一番ベターな方法なの。
ちょっと手間が掛かるけど、学校内での会議は敵に……池永隼人の陣営に、動きを知られてしまう恐れがあるから」
静也の幼なじみだとかいう西村姫子という女の子は、結構美人なのに近寄りづらいオーラを放っている。
最初会った時から、俺が苦手そうなタイプの女子であることは間違いなかった。
「あなた達は、私の生徒会長選挙立候補、本気で手伝ってもいいって思ってる?」
姫子が回りくどい言い方の後で、俺たちの顔を見渡す。
「士堂、潤、早坂。俺や姫子に遠慮することはない。
正直に言ってくれ。自由参加だ」
静也が言葉とは反対に、結構な威圧感を込めて告げた。
「総長! 俺は大歓迎っす!! 総長の彼女さんである、姫さんを小倉塚第二の女王様にしたいっす!」
潤はその大きくてつぶらな瞳を、真っ直ぐに姫子と総長に向けた。
「うん」すぐさま俺は頷いた。
「これが、一番ベターな方法なの。
ちょっと手間が掛かるけど、学校内での会議は敵に……池永隼人の陣営に、動きを知られてしまう恐れがあるから」
静也の幼なじみだとかいう西村姫子という女の子は、結構美人なのに近寄りづらいオーラを放っている。
最初会った時から、俺が苦手そうなタイプの女子であることは間違いなかった。
「あなた達は、私の生徒会長選挙立候補、本気で手伝ってもいいって思ってる?」
姫子が回りくどい言い方の後で、俺たちの顔を見渡す。
「士堂、潤、早坂。俺や姫子に遠慮することはない。
正直に言ってくれ。自由参加だ」
静也が言葉とは反対に、結構な威圧感を込めて告げた。
「総長! 俺は大歓迎っす!! 総長の彼女さんである、姫さんを小倉塚第二の女王様にしたいっす!」
潤はその大きくてつぶらな瞳を、真っ直ぐに姫子と総長に向けた。