会長候補はSweets☆王子!?
「おはよーはよはよ~! あ、池永候補も真希も来てたんだ」
「おはよう。涼香ちゃん」
「ウシャシャシャ、永末記者どの~!!」
「え? 何、それ。マジウケるんだけど」
涼香ちゃんは持ち前の好奇心で、池永君が再び被った怪しげなお面に興味を示してる。類は友を呼ぶってヤツだ。多分。
「元演劇部室のゴミ捨て場近くに埋まってたぞ」
「なかなかナウいじゃん」
「だろ? イカしてるだろ? ナイスだろー」
「……二人ともふざけないで! ゴミとか拾って来てたら、あっという間にこの部屋はゴミ屋敷みたくなっちゃうよ!?」
「「それは確かに」」と、池永・永末両氏は、あたしのごく当たり前の指摘にうんうんと頷いてるし。
(同い年の男子なのに、林君と池永君ではなぜにこうも違うんだろう?)
お面を被ったまま一人でマイムマイムを踊る生徒会長候補者を見ながら、あたしは偏頭痛を引き起こしそうになってた。
「おはよう。涼香ちゃん」
「ウシャシャシャ、永末記者どの~!!」
「え? 何、それ。マジウケるんだけど」
涼香ちゃんは持ち前の好奇心で、池永君が再び被った怪しげなお面に興味を示してる。類は友を呼ぶってヤツだ。多分。
「元演劇部室のゴミ捨て場近くに埋まってたぞ」
「なかなかナウいじゃん」
「だろ? イカしてるだろ? ナイスだろー」
「……二人ともふざけないで! ゴミとか拾って来てたら、あっという間にこの部屋はゴミ屋敷みたくなっちゃうよ!?」
「「それは確かに」」と、池永・永末両氏は、あたしのごく当たり前の指摘にうんうんと頷いてるし。
(同い年の男子なのに、林君と池永君ではなぜにこうも違うんだろう?)
お面を被ったまま一人でマイムマイムを踊る生徒会長候補者を見ながら、あたしは偏頭痛を引き起こしそうになってた。