会長候補はSweets☆王子!?
「あたしは、結講イイ線行ってると思うよ。
池永君らしくって、おちゃらけてるけどかえって好感持てるじゃん?」
えーっ!? 涼香ちゃんの予想外の感想に、あたしはかなりビックリ。
「だって、遊び半分みたいなことばっかし書いてて、あれじゃあ『僕、悪ふざけしちゃいます!』って、全校生徒&先生方に宣言して回るようなもんじゃないの!?」
「やっぱし、真希はアタマ固いなあ。
いい? あたしが言うのも何だけど、ウチの……小倉塚第二高校の生徒って、みーんなおバカさんばっかりじゃん?」
「う、うん。まあ」
と言いかけて、あたしはハッとして口を押さえちゃった。
「いいって。あたしだって真希から言われるまでもなく、それっくらいは自覚してるもん。
だからさ、池永みたいなおバカさんだと、何だか親近感わいちゃったりするんだよね。アイツがなんだかんだ言ったって、女子たちに大人気なのも多分そういう飾り気のない人格が受け入れられてるんだと思うよ」
「そうかなあ~?」あたしはやっぱり疑問だ。
そう言えば、今日も4階の普通科クラス3年の進学組は、朝課外を学級全体の実に半分が休んでる始末。
受験生なのに、危機感足りなさすぎ! あたしは本気でそう思う。
池永君らしくって、おちゃらけてるけどかえって好感持てるじゃん?」
えーっ!? 涼香ちゃんの予想外の感想に、あたしはかなりビックリ。
「だって、遊び半分みたいなことばっかし書いてて、あれじゃあ『僕、悪ふざけしちゃいます!』って、全校生徒&先生方に宣言して回るようなもんじゃないの!?」
「やっぱし、真希はアタマ固いなあ。
いい? あたしが言うのも何だけど、ウチの……小倉塚第二高校の生徒って、みーんなおバカさんばっかりじゃん?」
「う、うん。まあ」
と言いかけて、あたしはハッとして口を押さえちゃった。
「いいって。あたしだって真希から言われるまでもなく、それっくらいは自覚してるもん。
だからさ、池永みたいなおバカさんだと、何だか親近感わいちゃったりするんだよね。アイツがなんだかんだ言ったって、女子たちに大人気なのも多分そういう飾り気のない人格が受け入れられてるんだと思うよ」
「そうかなあ~?」あたしはやっぱり疑問だ。
そう言えば、今日も4階の普通科クラス3年の進学組は、朝課外を学級全体の実に半分が休んでる始末。
受験生なのに、危機感足りなさすぎ! あたしは本気でそう思う。