会長候補はSweets☆王子!?
「林浩光! いい加減に観念しなさいっ!!
わたくしが、手下どもは海に叩き落としました。もう逃げられませんよ」
アドルフォさんは、林君との間をじわじわ詰めていく。
「ちくしょうっ! おバカのくせに……お前に、池永なんかに俺の女を取られてたまるかっ!!」
追い詰められた彼は、そこにあった小麦粉の袋のタワーを蹴り倒し、あたし達に向けて倒して来た。
「危ないっ! 真希ちゃん頭を下げて!!」
えっ!? これと同じ風景、前にもあった気がする?
鈍い音と共に、倉庫内には信じられない程の粉と煙。
「ゴホッ! ゴホッ!!」みんな口元を押さえ咳き込んでる。
「ちくしょう! ちくしょう!!」という林君の泣き声。
「林、テメーだけは許さねえっ!!」あたしをかばう為に覆いかぶさった池永君は、林君の胸元目掛けて掴みかかる。
「……林! お前は、真希ちゃんがどんなにお前なんかのことを毎日想って、ずっとお前のことを頼りにして来たのか知ってるのか!?
そんな真希ちゃんの優しい心を、もてあそびやがって!!」
ガチャリ。振り上げた拳に向かい、黒い鋼鉄製の物体。
「惜しかったな? 池永。お前も道連れだ」
わたくしが、手下どもは海に叩き落としました。もう逃げられませんよ」
アドルフォさんは、林君との間をじわじわ詰めていく。
「ちくしょうっ! おバカのくせに……お前に、池永なんかに俺の女を取られてたまるかっ!!」
追い詰められた彼は、そこにあった小麦粉の袋のタワーを蹴り倒し、あたし達に向けて倒して来た。
「危ないっ! 真希ちゃん頭を下げて!!」
えっ!? これと同じ風景、前にもあった気がする?
鈍い音と共に、倉庫内には信じられない程の粉と煙。
「ゴホッ! ゴホッ!!」みんな口元を押さえ咳き込んでる。
「ちくしょう! ちくしょう!!」という林君の泣き声。
「林、テメーだけは許さねえっ!!」あたしをかばう為に覆いかぶさった池永君は、林君の胸元目掛けて掴みかかる。
「……林! お前は、真希ちゃんがどんなにお前なんかのことを毎日想って、ずっとお前のことを頼りにして来たのか知ってるのか!?
そんな真希ちゃんの優しい心を、もてあそびやがって!!」
ガチャリ。振り上げた拳に向かい、黒い鋼鉄製の物体。
「惜しかったな? 池永。お前も道連れだ」