会長候補はSweets☆王子!?
(はわわわわ~//////)
男の子から、それもこんなにハンサムな人からじっと見つめられるなんて、あたしの17年間の人生の中では、一度もありませんでした。
震える握りこぶしを自分の胸に当てると、まるで壊れたメトロノームみたいに、スゴイ速度でリズムを刻んでます。
「おい。アンタ、何じーっと俺のことを見てんだよ?」
ちょっと乱暴な口調。よく見ると、右の耳たぶには星型のシルバーのピアス。
瞳の色と同じで、ちょっぴりくせっ毛なその髪は、ブラウンに染められてます。
まさか、ヤンキーさん?
「あっ、いや、あの、その……」
あたしは、すっかりテンパってしまいました。
クルッとかかとに重心をかけて、あたしの方に向き直った彼は、すたすたとあたしに歩み寄って顔を更に接近させます。
「//////」
耳まで熱くなって来た! あたしは、自分が仕出かした大失敗と、それにこの人を巻き込んでしまった申し訳なさ。
……に加えて、よく分からない気恥ずかしさに顔を染めます。
「何そんなに照れてんの?」
「はっ!?」
見抜かれてる!(って、当たり前だけど)
男の子から、それもこんなにハンサムな人からじっと見つめられるなんて、あたしの17年間の人生の中では、一度もありませんでした。
震える握りこぶしを自分の胸に当てると、まるで壊れたメトロノームみたいに、スゴイ速度でリズムを刻んでます。
「おい。アンタ、何じーっと俺のことを見てんだよ?」
ちょっと乱暴な口調。よく見ると、右の耳たぶには星型のシルバーのピアス。
瞳の色と同じで、ちょっぴりくせっ毛なその髪は、ブラウンに染められてます。
まさか、ヤンキーさん?
「あっ、いや、あの、その……」
あたしは、すっかりテンパってしまいました。
クルッとかかとに重心をかけて、あたしの方に向き直った彼は、すたすたとあたしに歩み寄って顔を更に接近させます。
「//////」
耳まで熱くなって来た! あたしは、自分が仕出かした大失敗と、それにこの人を巻き込んでしまった申し訳なさ。
……に加えて、よく分からない気恥ずかしさに顔を染めます。
「何そんなに照れてんの?」
「はっ!?」
見抜かれてる!(って、当たり前だけど)