会長候補はSweets☆王子!?
「俺、パートナーにするには、自分が一番好きな『香り』の女の子じゃないと駄目なんだよね。
だから、チーマキちゃんと初めて会った時に思ったんだ」
「は、はあ?」
「俺『に』付き合ってくれ」
この人は、一体何様なのでしょうか?
《俺様》なのは確かですが、発言内容が支離滅裂で、一応常識人を自覚しているあたしにとっては、未知の存在です。
「俺のパートナーに……推薦人になってくれ」
「すいせんにん?」
ん? すいせんにん? スイセンニン?
どういう漢字を書くのでしょうか。
『水仙人』……古代中国のSFファンタジー小説に登場しそうです。
『水洗人』……お手洗いで暮らす妖精さんみたいになりました。
「俺、今度の生徒会長選挙に立候補するんだ。
だから、どうしても俺とフィーリングの合った女の子を、推薦人にしたいとずっと思ってた。
ほとんどの女子が、強い香りの花の香水を付けてる中で、チーマキちゃんだけが違ってた。
『スイーツのイメージの香水』……俺が求める相手にピッタリだ!」
「あの、ごめんなさい。あたし、あなたが何を言ってるのか、全く理解出来ないんですけど」
「俺の『勝利の女神』になってくれ!!」
だから、チーマキちゃんと初めて会った時に思ったんだ」
「は、はあ?」
「俺『に』付き合ってくれ」
この人は、一体何様なのでしょうか?
《俺様》なのは確かですが、発言内容が支離滅裂で、一応常識人を自覚しているあたしにとっては、未知の存在です。
「俺のパートナーに……推薦人になってくれ」
「すいせんにん?」
ん? すいせんにん? スイセンニン?
どういう漢字を書くのでしょうか。
『水仙人』……古代中国のSFファンタジー小説に登場しそうです。
『水洗人』……お手洗いで暮らす妖精さんみたいになりました。
「俺、今度の生徒会長選挙に立候補するんだ。
だから、どうしても俺とフィーリングの合った女の子を、推薦人にしたいとずっと思ってた。
ほとんどの女子が、強い香りの花の香水を付けてる中で、チーマキちゃんだけが違ってた。
『スイーツのイメージの香水』……俺が求める相手にピッタリだ!」
「あの、ごめんなさい。あたし、あなたが何を言ってるのか、全く理解出来ないんですけど」
「俺の『勝利の女神』になってくれ!!」