会長候補はSweets☆王子!?
「ど、どうして?」
引きつった苦笑いを浮かべたかったのですが、顔面の筋肉が硬直して、ピクピクとまぶたがけいれんしそうになり、口元も突っ張ってしまい、和製パブロ・ピカソの絵画状態です。
「え? そりゃあ、決まってるんじゃん。
俺が生徒会長になって、この学園を支配して、そんでもって今の訳の分からない校則とかを全部改善してやろうと思ったから!」
ドヤ顔を浮かべる池永君でしたが、その荒唐無稽とも言うべき宣言に対し、あたしは返す言葉を失いました。
何をどう間違ったら、そういう短絡的な発想が生まれ出づるのでしょうか?
「ついでに、赤点で生徒指導の常習犯の俺が、もし生徒会長になったら、少しはセンセのウケが良くなったりするじゃん?
そしたら、内申とか評価とかマシになるじゃん?」
あたしは、今更ながらに確信しました。
池永隼人氏。不純極まりないゲスの極みと言っても過言ではないでしょう。
基本的に、他人様の悪口を言わない。だって、悪口はいつか自分に返って来るから、というのを座右の銘にしているあたしですが、今回ばかりは例外中の例外で特例措置です!
引きつった苦笑いを浮かべたかったのですが、顔面の筋肉が硬直して、ピクピクとまぶたがけいれんしそうになり、口元も突っ張ってしまい、和製パブロ・ピカソの絵画状態です。
「え? そりゃあ、決まってるんじゃん。
俺が生徒会長になって、この学園を支配して、そんでもって今の訳の分からない校則とかを全部改善してやろうと思ったから!」
ドヤ顔を浮かべる池永君でしたが、その荒唐無稽とも言うべき宣言に対し、あたしは返す言葉を失いました。
何をどう間違ったら、そういう短絡的な発想が生まれ出づるのでしょうか?
「ついでに、赤点で生徒指導の常習犯の俺が、もし生徒会長になったら、少しはセンセのウケが良くなったりするじゃん?
そしたら、内申とか評価とかマシになるじゃん?」
あたしは、今更ながらに確信しました。
池永隼人氏。不純極まりないゲスの極みと言っても過言ではないでしょう。
基本的に、他人様の悪口を言わない。だって、悪口はいつか自分に返って来るから、というのを座右の銘にしているあたしですが、今回ばかりは例外中の例外で特例措置です!