会長候補はSweets☆王子!?
「……公約っていうのは、自分が選挙で当選したら、一体何がやりたいのか?
どんなことを投票してくれた皆様に約束するか? ってことです!」
あたしは、思わず怒りに任せて怒鳴ってしまいます。
「おおっ! そういうことかー。チーマキちゃん、サンキュッ!」
今は池永君の笑顔すら憎たらしくて仕方ありません。
「して、池永候補。公約は?」
涼香ちゃんは、ズズズズズイッとマイクを近付けます。
独占インタビューだから、他には他社(?)の記者なんていないのに。
「うーん。難しいなあ~……これは難問だぞ~」
っていうか、そんな当たり前のことも考えずに、生徒会長選挙に立候補しようとしてるなんて、明らかにナメてます!
選挙をバカにしています!!
腕組みしたまま、念仏のようにぶつぶつと唱えている池永君。
固唾を呑んでその様子を見守るギャラリー。
「おっ! いいアイディアがひらめいたぞ!!」
あたしは、なぜかこの瞬間、とてつもなく嫌な予感しかしませんでした。
どんなことを投票してくれた皆様に約束するか? ってことです!」
あたしは、思わず怒りに任せて怒鳴ってしまいます。
「おおっ! そういうことかー。チーマキちゃん、サンキュッ!」
今は池永君の笑顔すら憎たらしくて仕方ありません。
「して、池永候補。公約は?」
涼香ちゃんは、ズズズズズイッとマイクを近付けます。
独占インタビューだから、他には他社(?)の記者なんていないのに。
「うーん。難しいなあ~……これは難問だぞ~」
っていうか、そんな当たり前のことも考えずに、生徒会長選挙に立候補しようとしてるなんて、明らかにナメてます!
選挙をバカにしています!!
腕組みしたまま、念仏のようにぶつぶつと唱えている池永君。
固唾を呑んでその様子を見守るギャラリー。
「おっ! いいアイディアがひらめいたぞ!!」
あたしは、なぜかこの瞬間、とてつもなく嫌な予感しかしませんでした。