会長候補はSweets☆王子!?
「なりません!! 本来学業や友情を育んで、健全な学校生活ひいては、一度しかない青春を送るべき時期に、あなたの言うようなチャラい青春白書を取り入れたら、ウチの学校は無法地帯になってしまいます!」
「えーっ? そんなの偏見だよー」
池永君は、口を尖らせながら抗議します。
「男女交際全面的解禁だなんて、そんな問題がある公約、校内全員の支持が得られるとでも思ってるんですか?」
あたしは、きっぱりと言い切りました。
「お!? そりゃ、そうだ。『男女交際』全面的解禁は問題あるな」
どうやら、おバカさんはおバカさんらしく、あたしの理路整然とした指摘にご自分の愚かさをやっとこさ自覚したみたいです。
ところが、あたしがホッとしたのも束の間
「確かに、チーマキちゃんの言う通り、世の中は『男女だけの』カップルで成立してる訳じゃないもんな。
よし! 男子同士&女子同士のカップルの自由恋愛も、しっかりと公約に書き加えておくからな」
いつの間にか、他クラスから集まった野次馬の生徒の間からも、拍手や歓声が鳴り響くようになりました。
「えーっ? そんなの偏見だよー」
池永君は、口を尖らせながら抗議します。
「男女交際全面的解禁だなんて、そんな問題がある公約、校内全員の支持が得られるとでも思ってるんですか?」
あたしは、きっぱりと言い切りました。
「お!? そりゃ、そうだ。『男女交際』全面的解禁は問題あるな」
どうやら、おバカさんはおバカさんらしく、あたしの理路整然とした指摘にご自分の愚かさをやっとこさ自覚したみたいです。
ところが、あたしがホッとしたのも束の間
「確かに、チーマキちゃんの言う通り、世の中は『男女だけの』カップルで成立してる訳じゃないもんな。
よし! 男子同士&女子同士のカップルの自由恋愛も、しっかりと公約に書き加えておくからな」
いつの間にか、他クラスから集まった野次馬の生徒の間からも、拍手や歓声が鳴り響くようになりました。