四季〜巡る時を、君の隣で〜
白いワンピースに着替え、ゆっくりとベッドから降りる。そしてまだ重い足と体でリビングへと向かった。
「あれ?俺が抱っこして連れて来ようと思ってたのに」
秋斗がマグカップを二つ手にしながらキッチンから出てくる。そこに入っていたのは、おいしそうなココア。汗ばんでいた体はすっかり冷えていたため、体を温めるにはちょうどいい。
「ココア、ありがと」
あたしはココアを一口飲む。甘いココアは、体を一瞬で温めて疲れを吹き飛ばしてくれた。
「どう?」
「おいしい」
あたしが微笑むと、「ならよかった」と言い秋斗にキスをされる。今度はさっきのような激しいものではなくて唇が重なるだけのもの。
チュッと優しい音が部屋に響く。あたしは秋斗の首に腕を回し、優しいキスを堪能した。
「……怒ってない?」
あたしは少し緊張しながら訊ねる。お仕置きの後、去年もこんな風に秋斗は優しくしてくれた。お仕置きの時の強引さが嘘のようで、まるで童話に登場するお姫様のように甘やかしてくれる。
「あれ?俺が抱っこして連れて来ようと思ってたのに」
秋斗がマグカップを二つ手にしながらキッチンから出てくる。そこに入っていたのは、おいしそうなココア。汗ばんでいた体はすっかり冷えていたため、体を温めるにはちょうどいい。
「ココア、ありがと」
あたしはココアを一口飲む。甘いココアは、体を一瞬で温めて疲れを吹き飛ばしてくれた。
「どう?」
「おいしい」
あたしが微笑むと、「ならよかった」と言い秋斗にキスをされる。今度はさっきのような激しいものではなくて唇が重なるだけのもの。
チュッと優しい音が部屋に響く。あたしは秋斗の首に腕を回し、優しいキスを堪能した。
「……怒ってない?」
あたしは少し緊張しながら訊ねる。お仕置きの後、去年もこんな風に秋斗は優しくしてくれた。お仕置きの時の強引さが嘘のようで、まるで童話に登場するお姫様のように甘やかしてくれる。