四季〜巡る時を、君の隣で〜
「すごい偶然!」
春希くんが言い、笑い出す。私もつられて笑ってしまった。
しばらく二人で笑った後、私たちは真剣な顔になって「どうぞ」と花束を相手に渡す。春希くんからもらった花束はとても綺麗で、嬉しさが胸に広がっていく。
「とっても素敵!ありがとう」
「僕こそ、立派な花束をありがとう。嬉しいよ!」
「実はね、花言葉が素敵なの」
「僕のもきちんと選んだんだ」
互いの頰が赤く染まる。だって、花束にした花言葉はしっかり覚えているから。まずは私から言うことにした。
「マーガレットの花言葉は、「真実の愛」、「信頼」。モモの花言葉は、「私はあなたの虜」。ルピナスの花言葉は、「いつも幸せ」、「あなたは私の安らぎ」。ピンクのガーベラの花言葉は、「感謝」。……なんか、照れちゃうな」
途中から恥ずかしくなって、春希くんの顔をまっすぐ見れなかった。胸が高鳴ってうるさい。でも、その鼓動が心地よくて幸せ。
「……愛してます」
春希くんが言い、笑い出す。私もつられて笑ってしまった。
しばらく二人で笑った後、私たちは真剣な顔になって「どうぞ」と花束を相手に渡す。春希くんからもらった花束はとても綺麗で、嬉しさが胸に広がっていく。
「とっても素敵!ありがとう」
「僕こそ、立派な花束をありがとう。嬉しいよ!」
「実はね、花言葉が素敵なの」
「僕のもきちんと選んだんだ」
互いの頰が赤く染まる。だって、花束にした花言葉はしっかり覚えているから。まずは私から言うことにした。
「マーガレットの花言葉は、「真実の愛」、「信頼」。モモの花言葉は、「私はあなたの虜」。ルピナスの花言葉は、「いつも幸せ」、「あなたは私の安らぎ」。ピンクのガーベラの花言葉は、「感謝」。……なんか、照れちゃうな」
途中から恥ずかしくなって、春希くんの顔をまっすぐ見れなかった。胸が高鳴ってうるさい。でも、その鼓動が心地よくて幸せ。
「……愛してます」