青い春と出会った恋
第7章 自分の気持ち
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熟睡できないまま次の日を迎え、わたしはいつも通り先輩との待ち合わせ先に向かった。
だけど今回は今までと違って、足が重たい。
先輩の事を好きになろうとした自分がいる。
ーーそれは事実。
それがあの悠馬の告白で、今までの気持ちが全て消えてしまいそうな、そんな気もしている。
考えれば考えるほど、自分がどうしようもなく嫌なやつで、優柔不断で、自分のことを嫌いになってしまいそうだ。
今まで、きっと一度も悠馬への気持ちを真剣に考えなかった。
周りにからかわれても、「そんなことないよ」の一言で済ませて、恋愛というワードから遠ざかっていた。
「おはよう」
待ち合わせ場所に行くと、いつも通り先輩が待っていてくれた。
微笑みかけてくれる先輩の視線に、胸が痛んだ。
「おはようございます」
そんな気持ちを悟られないように、笑顔を作っていつも通り接した。
熟睡できないまま次の日を迎え、わたしはいつも通り先輩との待ち合わせ先に向かった。
だけど今回は今までと違って、足が重たい。
先輩の事を好きになろうとした自分がいる。
ーーそれは事実。
それがあの悠馬の告白で、今までの気持ちが全て消えてしまいそうな、そんな気もしている。
考えれば考えるほど、自分がどうしようもなく嫌なやつで、優柔不断で、自分のことを嫌いになってしまいそうだ。
今まで、きっと一度も悠馬への気持ちを真剣に考えなかった。
周りにからかわれても、「そんなことないよ」の一言で済ませて、恋愛というワードから遠ざかっていた。
「おはよう」
待ち合わせ場所に行くと、いつも通り先輩が待っていてくれた。
微笑みかけてくれる先輩の視線に、胸が痛んだ。
「おはようございます」
そんな気持ちを悟られないように、笑顔を作っていつも通り接した。