君のとなり。
15分ほどで宿題を終えて一息つくと、
今度は趣味の小説を書く。
それが私の朝のルーティーン。

小説を書くのはルーズリーフ。
ときどき授業中にサボって書いていたり
もするからノートと似ていてバレにくい
ルーズリーフを重宝してる。

私は、物語を書くのが好き。
どこまでも自由だから。

昔から、本を読むのが好きだった。
幼少期は絵本。
小学生のときは小説やハードカバー。
そして中学からはスマホのアプリで
読める小説をよく読んでいる。

今は中学3年。
私は小説を読むだけじゃなく、
書くことも大好きになっている。

それでも、このことはクラスメートには
出来るだけ隠しておきたい。

きっと馬鹿にされるから。
後ろ指を指されるだけだから。

なんで私は皆と違って普通の女子として
扱ってもらえないんだろう。

今日はなかなか良い物語の続きが
浮かんでこなくて、書き始めてすぐに
私はルーズリーフをしまった。
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