Ai…

また優しい夢を見て
目が覚めた



隣に愛さんがピッタリくっついて寝ていた



オレが起きたのに気付いて
愛さんも少し目を開けた



「…藍くん‥おはよう…
…おきなきゃ‥」


目を擦った愛さんがかわいかった



オレはたぶん
母親としてではなく
愛さんをひとりの女性として見てる


昨日までの気持ちと少し違った



愛さんは昨日よくわからない事を言ったけど
きっと父さんとは夫婦の関係ではないんだ


オレはこの人を女性として好きになっていんだ
そう思った



愛さんは、オレのこと…

好きって、どんな好き?



子供のくせにって思われてるかな…



< 122 / 316 >

この作品をシェア

pagetop