Ai…
また優しい夢を見て
目が覚めた
隣に愛さんがピッタリくっついて寝ていた
オレが起きたのに気付いて
愛さんも少し目を開けた
「…藍くん‥おはよう…
…おきなきゃ‥」
目を擦った愛さんがかわいかった
オレはたぶん
母親としてではなく
愛さんをひとりの女性として見てる
昨日までの気持ちと少し違った
愛さんは昨日よくわからない事を言ったけど
きっと父さんとは夫婦の関係ではないんだ
オレはこの人を女性として好きになっていんだ
そう思った
愛さんは、オレのこと…
好きって、どんな好き?
子供のくせにって思われてるかな…