Ai…
起き上がった愛さんの上着を引っ張った
「ん?」
愛さんは首を傾げた
昨日のことは、もしかして、夢なのかな…
でも隣に愛さんいるのに…
「…恥ずかしい‥」
愛さんはオレから目をそらした
「藍くん…
昨日のことは、どぉ受け止めて
いんだろ…」
目をそらしたまま愛さんは言った
そう言われると恥ずかしくなる
昨日のキスを思い出した
また身体が熱くなった
愛さんがもう一度、横になった
ヤバイ…
ドキドキした
目の前に愛さんがいる
愛さんは
真っ直ぐオレをみつめてきた
「…好き
愛、さん…」
ーーー
オレは愛さんに重なってキスをした
愛さんは優しく受け入れてくれた
「…初めて、名前、呼んでくれた…
…嬉しい‥」
愛さんの目尻から涙が流れていた
愛さんは、その目をゆっくりとじた
ーーー
オレは、もう一度キスをした