Ai…
冷蔵庫の冷たい空気が流れてきた
「藍くん…蓮くんに見られたら…」
ーーー
オレは愛さんの言葉を聞かないで
そのままキスをした
「…ダメ‥藍くん‥」
ふたりで抱き合ったまま
愛さんの身体は冷蔵庫をゆっくりなぞるように
滑り落ちた
「愛さん…」
ーーーーー
愛さんは
コーヒーの味がした
ーーー
冷蔵庫を背に
だらしなく座ってる愛さんが
たまらなく愛おしくて…
何度もキスをした
ーーーーー
「愛さん…好き…」
「藍くん、見られちゃう…」
そう言う愛さんは
なんとなく抵抗したけど
キスを受け入れた
愛さんの
身体に触れたい…
でも、その先どぉしたらいいかわからなくて
オレは愛さんを強く抱きしめた