Ai…

「いただきます」


オレはふたりが来る前に食べ始めた



「…藍くん、なんか、あった?」


愛さんがお茶を注いで持ってきてくれた



「…ごめん、なんでもない」


愛さんにも優しくできない自分がいた



「…ごめんね‥私‥かな?
なんか、怒らせたかな…」



愛さんが謝ってきて
ズキ…って
胸が痛くなった



上からふたりがおりてきた



イスに座るふたりを見たら
え、コレだけ?って顔をした



オレがチャーハン作ってる間
やってたクセに!


それは、オレの勝手な妄想だけど
またイライラした



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