Ai…

オレは濡れたTシャツを脱いで軽くしぼった


愛さん、どぉ思ったかな…


あのまま流れで最後までいけばよかったかな…


愛さん、それでよかったかな?



オレは
自分が不安だったのもある…



愛さんがバスタオルを持って戻って来た


乾いたシャツに着替えていた



「朝まで干してたら乾くかな?」

オレの後ろから
髪と背中を拭きながら愛さんが言った



「部屋に戻れば着替えあるから大丈夫」



「部屋まで裸で行くの、おかしくない?」



ふたりで笑った



少し緊張が解れた





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