Ai…

さっきの熱も冷めた


身体が、ブルッ…てなった



「藍くん、寒い?」

愛さんがバスタオルでオレを包みながら言った



「寒くないけど、ブルッてなった」



「藍くん、犬みたいでかわいい…
バスローブ、もう一枚あるから
とりあえず、これ着てなよ」



オレは愛さんに渡されたバスローブを着た


「似合わなくない?オレ」


愛さんが笑った



「でも、仕方ないよ
それしかないもん」



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