Ai…

愛さんの話を聞いて
オレって頼りにならないな…って凹んだ


やっぱり、子供じゃん


情けないな…



「オレ…頼りないね…」



「そんな意味で言ってないよ
藍くんのことが
大好きってことだから」



オレは愛さんを抱きしめた



「ごめん…何もしないって言ったのに…」



そう言ったオレに
愛さんがキスした



ーーー



「ごめんね‥何もしないっていったのに…」

愛さんが言った



ふたりで笑った




この人と
いつまでも一緒に笑ってたい



いつか…



いつか家族になりたいな





< 213 / 316 >

この作品をシェア

pagetop