Ai…

いつも、助けてもらってるのは、オレで…


助けようとしてくれている気持ちを
オレは無視していた



この人は
オレの気持ちに甘えてくれた



「…藍、くん…?」



オレは、愛さんに寄りかかっていた

勝手に身体が‥気持ちがそうさせた



温かくて、安心する…

いい匂いがした



愛さんもなんとなくオレに身を委ねた



愛さん…
心の中では、そう呼べる




< 96 / 316 >

この作品をシェア

pagetop