ねえ、

「あやめ」

きっと、天使くんはいるんだろうなって思ってた。

あのとき天使くんは私を救うために未来からきたっていったから。

多分ここまで想定内の出来事なんだろう。


「僕は、あやめに死んでほしくない。ただ、それだけのために未来からきた」

「なにそれ。なんで天使くんがそこまでするの」

「すきだから」

「・・は?」

「あやめのことが好きだからだよ」

「意味わかんない。こんなときに」
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