ねえ、

「うん、ごめん。でも本当なんだ」

「だってわたし天使くんとまだあって3ヶ月だよ?話したのだってほんの数回だよ?」

「うん。でも僕は未来のあやめに恋してる。だから今ここであやめが死ぬことはあってはいけない」

「そんなこと言われても困る。それにわたしはあの日死ぬはずだったの。あの日死んでたら、雫はもしかしたら死なずに済んだかもしれない。未来なんて、今のわたしには存在しない」

「お願い、あやめ。生きて。ただそれだけいまはそれだけでいいから」

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