横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
あたしが泣きやむまで
そうしていたら
街はすっかり日が暮れて
夜景になってた。
気持ちを落ち着かせ
ベンチに座り、
少しずつ話をする。
「色んな男と付き合って
それでもオレでいいって
そう思えたらでいいよ」
柊にぃは笑って言った。
「そんなのイヤだ。
柊にぃがいいんだから!」
あたしは必死で言い返す。
「オレはずっと思ってた。
これから何年だって待てる。
ジジイになったときに
そばに瑠璃がいてくれればいい」
「そのときあたしは
ババアかぁ(笑」
それもいいな。
今まで未来なんて
考えたことなかった。
でも柊にぃとなら
歩いていけるよね。
きっと。
そうしていたら
街はすっかり日が暮れて
夜景になってた。
気持ちを落ち着かせ
ベンチに座り、
少しずつ話をする。
「色んな男と付き合って
それでもオレでいいって
そう思えたらでいいよ」
柊にぃは笑って言った。
「そんなのイヤだ。
柊にぃがいいんだから!」
あたしは必死で言い返す。
「オレはずっと思ってた。
これから何年だって待てる。
ジジイになったときに
そばに瑠璃がいてくれればいい」
「そのときあたしは
ババアかぁ(笑」
それもいいな。
今まで未来なんて
考えたことなかった。
でも柊にぃとなら
歩いていけるよね。
きっと。