横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
あからさまに嫌な顔をしてるのに
ウッシーは何の遠慮もなく、
あたしの隣に空いてる席に座る。
こいつはいつだってマイペース。
さっきまで大きなお弁当食べてたのに、
まだパンをほおばる。
「よく食べるよねー」
あたしは感心して言う。
「育ちざかりだからな」
「もうそれ以上育たなくていいんじゃない?」
「ガッハッハ!まだまだ未熟な部分もあるのさ」
どの辺りがまだなのかは聞かない。
それより沙也香グループが、
じっとこちらを
チラチラうかがってるのが気になる。
あのグループの誰かが
ウッシーのことを好きなんだ。
直感で思った。
ウッシーは何の遠慮もなく、
あたしの隣に空いてる席に座る。
こいつはいつだってマイペース。
さっきまで大きなお弁当食べてたのに、
まだパンをほおばる。
「よく食べるよねー」
あたしは感心して言う。
「育ちざかりだからな」
「もうそれ以上育たなくていいんじゃない?」
「ガッハッハ!まだまだ未熟な部分もあるのさ」
どの辺りがまだなのかは聞かない。
それより沙也香グループが、
じっとこちらを
チラチラうかがってるのが気になる。
あのグループの誰かが
ウッシーのことを好きなんだ。
直感で思った。