横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
キャンプは事故も怪我人もなく
楽しいまま終わった。
ウッシーだけは少し心に
痛手を負ったかも知れない。
それもすぐに癒えるだろう。
柊にぃたち、野外フェスの手伝い組と
帰宅組に別れキャンプ場を後に。
あたしは車の窓から手を振った。
隣にウッシーが座る。
柊にぃがこっちを見る。
ちょっと心配そうな表情をした。
大丈夫、ちゃんと気をつけて帰るから
あたしは心でつぶやく。
昨日、残り火を見ながら
柊にぃが言った。
「野外フェスが終わったら
どこかに遊びに行こうか」って。
うれしい♪ スゴク楽しみ!
二人ででかけるのは
初めてかな。
そうやって二人の思い出を
いっぱい作りたい。
家まで送っていくよ。
そう言うウッシーを、大丈夫だからと言いくるめて駅からの道を歩いた。
荷物そんなに重くないし、今日はくもりだからそんなに暑くない。
あたしはその時、
気付いてなかった。
テクテクと家に向かう姿を、物陰からじっとうかがうあやしい視線があった。
楽しいまま終わった。
ウッシーだけは少し心に
痛手を負ったかも知れない。
それもすぐに癒えるだろう。
柊にぃたち、野外フェスの手伝い組と
帰宅組に別れキャンプ場を後に。
あたしは車の窓から手を振った。
隣にウッシーが座る。
柊にぃがこっちを見る。
ちょっと心配そうな表情をした。
大丈夫、ちゃんと気をつけて帰るから
あたしは心でつぶやく。
昨日、残り火を見ながら
柊にぃが言った。
「野外フェスが終わったら
どこかに遊びに行こうか」って。
うれしい♪ スゴク楽しみ!
二人ででかけるのは
初めてかな。
そうやって二人の思い出を
いっぱい作りたい。
家まで送っていくよ。
そう言うウッシーを、大丈夫だからと言いくるめて駅からの道を歩いた。
荷物そんなに重くないし、今日はくもりだからそんなに暑くない。
あたしはその時、
気付いてなかった。
テクテクと家に向かう姿を、物陰からじっとうかがうあやしい視線があった。