横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
「しかちゃんはさぁ〜」
しかちゃんて何やねん!
勝手に愛称作るなやー。
胸の内で関西弁でつっこみを入れる。
「彼氏いないの?」
ドキッ とする。
あたしは誰とも付き合ったことがない。
いや、正確には一度あるけど
…一週間で別れた。
「なんで、そそそんなこと聞くのよ」
ちょっと声がうわずった。
沙也香グループが
じっと、聞き耳をたててるのがわかる。
「ちょっとさ」
「ちょっと何ぃー?」
「ちょっと気になったから」
「・・・」
ウッシーが顔を近づけ、
声をひそめて言った。
「駅西口のスタバで一緒にいたヤツ誰?」
あ、
それ、柊にぃだ。
しかちゃんて何やねん!
勝手に愛称作るなやー。
胸の内で関西弁でつっこみを入れる。
「彼氏いないの?」
ドキッ とする。
あたしは誰とも付き合ったことがない。
いや、正確には一度あるけど
…一週間で別れた。
「なんで、そそそんなこと聞くのよ」
ちょっと声がうわずった。
沙也香グループが
じっと、聞き耳をたててるのがわかる。
「ちょっとさ」
「ちょっと何ぃー?」
「ちょっと気になったから」
「・・・」
ウッシーが顔を近づけ、
声をひそめて言った。
「駅西口のスタバで一緒にいたヤツ誰?」
あ、
それ、柊にぃだ。