横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
「ケータイ鳴らしたのに」
半分こっちをにらんで
柊にぃが言う。
「ん?」
「電池切れてるだろ」
「あーほんとだ」
「あのさぁ、ホント暑かったんだぜ」
「今も暑いよ…」
車内の熱風はおさまらない。
「走ってるとまだマシなんだよ」
確かに
頬をなでる風は心地いい。
「瑠璃、
さっきすごい顔して歩いてたけど大丈夫か?」
「え、そうだった?」
「うん、地球の終わりって感じだった」
「アハハ、何それー」
「大丈夫そうだな」
トイレでの出来事を思い出した。
「それにしても年代もんの車ね」
「いいだろー♪」
「うん、柊にぃには似合ってる」
半分こっちをにらんで
柊にぃが言う。
「ん?」
「電池切れてるだろ」
「あーほんとだ」
「あのさぁ、ホント暑かったんだぜ」
「今も暑いよ…」
車内の熱風はおさまらない。
「走ってるとまだマシなんだよ」
確かに
頬をなでる風は心地いい。
「瑠璃、
さっきすごい顔して歩いてたけど大丈夫か?」
「え、そうだった?」
「うん、地球の終わりって感じだった」
「アハハ、何それー」
「大丈夫そうだな」
トイレでの出来事を思い出した。
「それにしても年代もんの車ね」
「いいだろー♪」
「うん、柊にぃには似合ってる」