横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
動物園前の駅で
待ち合わせ。
今日も暑い。
ウッシーが遠くで
手を振るのが見えた。
白い歯がのぞく。
さわやかだな、
ウッシー。
暑さに溶けてしまいそうなのに、ウッシーの周りの空気は、熱気をはねのけるよう澄んでいた。
そして…
入園するなり、
動物園を選択したことを後悔。
暑い!
こっちも暑いが
動物たちも暑そう。
のびきっている。
来園者がいても
見向きもせず、
寝ころぶ動物たち。
「元気だせよぉ〜!
シロクマ!」
ウッシーは叫ぶが、シロクマは体半分をプールにつけたままピクリともしない。
「だめだこりゃ、
北極出身のヤツには
暑すぎるわなぁ」
あたしもダメだ。
途中茶屋をみつけたので、ひと休みしてかき氷を食べる。
「ウッシー、
あたしもう
見る気力ないよ、
暑すぎ」
「…オレもだ」
待ち合わせ。
今日も暑い。
ウッシーが遠くで
手を振るのが見えた。
白い歯がのぞく。
さわやかだな、
ウッシー。
暑さに溶けてしまいそうなのに、ウッシーの周りの空気は、熱気をはねのけるよう澄んでいた。
そして…
入園するなり、
動物園を選択したことを後悔。
暑い!
こっちも暑いが
動物たちも暑そう。
のびきっている。
来園者がいても
見向きもせず、
寝ころぶ動物たち。
「元気だせよぉ〜!
シロクマ!」
ウッシーは叫ぶが、シロクマは体半分をプールにつけたままピクリともしない。
「だめだこりゃ、
北極出身のヤツには
暑すぎるわなぁ」
あたしもダメだ。
途中茶屋をみつけたので、ひと休みしてかき氷を食べる。
「ウッシー、
あたしもう
見る気力ないよ、
暑すぎ」
「…オレもだ」