横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
ママが帰るのを待ちわびて
戻ったとたん、今日の話をする。
ちょうど家には柊にぃも
おばあちゃんもいない。
「ああ、会えたのね。よかった。
学費のこと聞いた?」
ママには学費のことが
一番重要らしい。
「聞いたよ、ありがとうって言ったよ」
「なら良かった。あの人ねぇ
瑠璃がもらってくれないかも?って
心配してたのよ」
「ってか、あたしには本当のパパがいたなんて
そんなの知らなかったし!ビックリしたし!」
ママは晩ご飯の用意をしながら
少しずつ、話した。
「そのうちばれると思ってた。
それならばいっそ、
きちんと話しておいた方がいいかも、
そう思ってたところへ
江川から連絡が入ったの。
学費を出すって言うから、
それならちゃんと瑠璃にも
会わせたほうがいいかなって。
瑠璃が反発しなくて
ママは良かった」
あたしは今日、
一番聞きたかったことを
口に出した。
「このことを柊にぃは
知ってるの?」
戻ったとたん、今日の話をする。
ちょうど家には柊にぃも
おばあちゃんもいない。
「ああ、会えたのね。よかった。
学費のこと聞いた?」
ママには学費のことが
一番重要らしい。
「聞いたよ、ありがとうって言ったよ」
「なら良かった。あの人ねぇ
瑠璃がもらってくれないかも?って
心配してたのよ」
「ってか、あたしには本当のパパがいたなんて
そんなの知らなかったし!ビックリしたし!」
ママは晩ご飯の用意をしながら
少しずつ、話した。
「そのうちばれると思ってた。
それならばいっそ、
きちんと話しておいた方がいいかも、
そう思ってたところへ
江川から連絡が入ったの。
学費を出すって言うから、
それならちゃんと瑠璃にも
会わせたほうがいいかなって。
瑠璃が反発しなくて
ママは良かった」
あたしは今日、
一番聞きたかったことを
口に出した。
「このことを柊にぃは
知ってるの?」