横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
あたしはベッドに座り
部屋を見回す。
壁にはバンドや映画のポスター。
あと、柊にぃが自分で描いた
イラストやデッサン・・・
柊にぃは絵を描くのが好きで
時間があれば何か描いてる。
その壁に貼り付けてある絵の中に、
女性のヌードデッサンを見つけた。
椅子にすわってくつろいでいる。
力をぬいたような裸体は
挑発的にも見える。
影になってるのか
顔はよく描かれていないが
ショートカットが理知的だ。
「これ・・・」
あたしはそのヌードを指して言った。
「あぁ、それね」
柊にぃはその絵を壁からはずして
あたしに手渡す。
「よく描けてるだろ?」
それを聞きたかったのではない。
「彼女?」
部屋を見回す。
壁にはバンドや映画のポスター。
あと、柊にぃが自分で描いた
イラストやデッサン・・・
柊にぃは絵を描くのが好きで
時間があれば何か描いてる。
その壁に貼り付けてある絵の中に、
女性のヌードデッサンを見つけた。
椅子にすわってくつろいでいる。
力をぬいたような裸体は
挑発的にも見える。
影になってるのか
顔はよく描かれていないが
ショートカットが理知的だ。
「これ・・・」
あたしはそのヌードを指して言った。
「あぁ、それね」
柊にぃはその絵を壁からはずして
あたしに手渡す。
「よく描けてるだろ?」
それを聞きたかったのではない。
「彼女?」