追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き!?スローライフはじめました2
「それより今後のことだけど、白虎の殿下は表向き僕のペットってことにして、王宮で暮らしてもらうことになったから。ド派手に窓も割っちゃったし、これだけ騒ぎにしちゃったからには下手に隠し立てをすると、警戒が強まって逆に身動きが取りにくくなっちゃうと思うんだ。もちろん、その身分や正体まで明かす必要はないけどね」
動揺する私をよそに、ノアール様があっけらかんと告げる。
「え!? こんなサイズのペットなんて、大丈夫なんですか?」
だって、普通に考えて四メートルのペットなんてあり得ない。……いや、マイベリー村ではありだったけど、あの村は例外だろう。
「うん! ここの王宮の人たちは、兄様の獣姿を見慣れてるから、でっかい動物には寛容だよ。僕が生まれて間もない頃なんて、北の凍土から溶け出したマンモスが息を吹き返して王宮に迷い込んだのを、お母様がペットにしていたこともあるんだって。残念ながらマンモスは、数年で死んじゃったみたいだけど」
え!? それはさすがに寛容すぎやしないかと内心で突っ込む。とはいえ、マンモスが飼えるなら、間違いなくプリンスも飼える!
動揺する私をよそに、ノアール様があっけらかんと告げる。
「え!? こんなサイズのペットなんて、大丈夫なんですか?」
だって、普通に考えて四メートルのペットなんてあり得ない。……いや、マイベリー村ではありだったけど、あの村は例外だろう。
「うん! ここの王宮の人たちは、兄様の獣姿を見慣れてるから、でっかい動物には寛容だよ。僕が生まれて間もない頃なんて、北の凍土から溶け出したマンモスが息を吹き返して王宮に迷い込んだのを、お母様がペットにしていたこともあるんだって。残念ながらマンモスは、数年で死んじゃったみたいだけど」
え!? それはさすがに寛容すぎやしないかと内心で突っ込む。とはいえ、マンモスが飼えるなら、間違いなくプリンスも飼える!