追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き!?スローライフはじめました2
「それで今朝、わしとクロフ、ノアールの三人でじっくりと話し合ってな。包み隠さず全て、三人で認識を共有した。当たり前といえば当たり前じゃが、バーモン侯爵家の今回の犯行が、クロフの王位継承に影響を及ぼすことはない。ノアールが獣化と人化を操れることは心底驚いたが、当然、これが王位継承順位を変更する理由になどなりえん。わしがアンリエッタの子を後継者に望むなどというのも、論外じゃ。先に国内外に示した通り、王太子はクロフじゃ」
国王様の言葉を、クロフもノアール様も神妙な面持ちで聞いていた。
「そしてアイリーン殿、全て、ノアールから聞いた。ノアールが告白したアンリエッタの一件で、さぞ悩ませてしまったことじゃろう。時間が経ってしまっているが、当時の魚の入手ルートを中心に、総力をあげて洗い出しを進めておる。こちらに関しても必ず証拠をあげ、此度の犯行指示と共に、バーモン侯爵夫妻には適正な裁きを受けさせる」
国王様の続く言葉に驚いてノアール様を見れば、ノアール様はモフモフの顔面に晴れやかな笑みをのせて頷く。
国王様の言葉を、クロフもノアール様も神妙な面持ちで聞いていた。
「そしてアイリーン殿、全て、ノアールから聞いた。ノアールが告白したアンリエッタの一件で、さぞ悩ませてしまったことじゃろう。時間が経ってしまっているが、当時の魚の入手ルートを中心に、総力をあげて洗い出しを進めておる。こちらに関しても必ず証拠をあげ、此度の犯行指示と共に、バーモン侯爵夫妻には適正な裁きを受けさせる」
国王様の続く言葉に驚いてノアール様を見れば、ノアール様はモフモフの顔面に晴れやかな笑みをのせて頷く。